★天文台
(2018年08月10日 撮影)
茨城県下妻市にある小さな天文台です。『美星』と書いて『みほ』と呼びます。火星が大接近した2018年7月31日にこの天文台でファーストライトをしました。南北2.4m×東西3.0mで屋根が開きます。屋根の開閉はとってもスムーズ。屋根を全開にすると広い範囲の星空を見ることができるので天体の位置や雲量を確認するときにとても都合が良いです。天の川や星座、流れ星を見るのにも便利です。見晴らしを良くするために基礎を約4m立ち上げました。定員は私を入れて4人です。
天文台の建設は失敗の連続でした。今も改良ばかりでいつになったら完成するのか。アイディア出し→改良→失敗の繰り返し。エンドレスですね。でもこれが実に楽しい。この失敗をいま天文台の建設を計画されている方の参考になればと思います。出来ちゃってからでは簡単に直せませんので。ご質問がありましたらどんなことでもお気軽にお問い合わせください。
(2018年10月23日 記)
★主な機材
(2018年07月31日 撮影)
α 20cmF6 マクストフニュートン式望遠鏡(ALTER-8N/インテスマイクロ)
天文台のメイン望遠鏡です。惑星と月が特に良く見えます。
β 10cmF10 ニュートン式反射望遠鏡(R100L改/ビクセン(富士オプティクス))
惑星のお気軽観望用です。小さいのに良く見えると思います。
γ 9cmF5.6 アポクロマート屈折望遠鏡(SKY90/タカハシ)
星雲星団のお気軽観望用です。メジャーな星雲星団を低倍率広視界で見るのが得意です。
δ 8cmF15 アクロマート屈折望遠鏡(80L/ビクセン)
太陽の観望専用にして上記のαへ同架する計画をしています。色にじみがそれほど気にならず意外とシャープです。
ε 6cm太陽Hαフィルター ダブルスタック(SM2F-60DS/コロナド)
太陽専用の特殊フィルターです。運が良ければ太陽の縁に昇り龍のようなプロミネンスが見えます。
ζ 10倍42mm 防振双眼鏡(10×42LISWP/キヤノン)
お気軽な星空散歩用です。手振れが止まるのが感動です。これで見る天の川はとっても綺麗です。
η 50cmF4.5 ドブソニアン(Ninja-500/笠井トレーディング(バックヤードプロダクツ))
遠征用です。高さが2.5m近くあるので「脚立」でのぼって覗きます。出前観望会可能です。
(2021年03月14日 リンク追加)
★観望をご希望される方へ
(2018年08月14日 撮影)
親子や初心者の方の観望、大歓迎です。冊数は少ないですが宇宙や星の本を貸し出しすることもできます。近隣の市町村への出前観望会も可能です。小学校で星の授業をお手伝いしたこともあります。費用は掛かりません。ご興味のある方はお気軽にメールでご連絡ください。
(2021年03月14日 記)
kunimaru☆blue.ocn.ne.jp
☆を@に変更してください。
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★リンク
☆BigBino 双眼望遠鏡ファンのためのホームページ 服部泰男氏
http://bigbino.my.coocan.jp/
双眼鏡&望遠鏡サミット、双望会で大変お世話になった方のホームページです。
天文台の建設にあたり沢山のアドバイスを頂きました。
(2019年01月03日 記)
更新履歴
2018年07月31日 天文台ファーストライト
2018年08月18日 ホームページ開設